新人Linux研修用④ セキュリティ設定②
Windowsサーバをある程度触っているがLinux未経験の人向けの基本操作の習得を目指す
※各回1H程度の内容
fail2banの設定
fail2banのインストール
yum install fail2ban
SSHを一定回数失敗したら一定時間BANする設定を行う
fail2banの設定ファイル置き場に移動 cd /etc/fail2ban/jail.d 今あるファイルを確認 ls -la sshの攻撃防止を含むファイルを作る vi jail.local 以下を追加して保存 ※sshd防御を有効にするのみで監視時間、回数などの設定は記載しない場合デフォルト値が利用される [sshd] enabled = true fail2banの現在の起動状態を確認 systemctl status fail2ban fail2banを起動 systemctrl start fail2ban 再度fail2banの現在の起動状態を確認 systemctl status fail2ban この後の作業のため、ターミナルは1つ立ち上げっぱなしにしておく
Teratermから、わざとログインを連続失敗し、ログインできなくなることを確認する
ロックされた状態(IPアドレス)を立ち上げっぱなしにしておいたTeratermもしくは、Hyper-V上のモニターから確認し、ロックを解除する
fail2ban-client status sshd
Windowsのipconfigの結果のIPが遮断されていることを確認する
ほっておいても一定時間で解除されるが、あえて即解除してみる
fail2ban-client set sshd unbanip xxx.xxx.xxx.xxx
Teratermから再びログインできるようになったことを確認する
各種ログをファイルを開く各種コマンドで閲覧してみる
sshのログイン履歴
sshのログイン履歴は
/var/log/secure
に記録されている
インターネットに公開されている場合、失敗(攻撃)のログが多く記録されている Jun 18 03:12:11 xxxx sshd[283889]: Disconnected from authenticating user root xxxx port xxxx [preauth] Jun 18 03:12:12 xxxx sshd[283887]: Received disconnect from xxxx port xxxx:11: Bye Bye [preauth] Jun 18 03:12:12 xxxx sshd[283887]: Disconnected from authenticating user root xxxx port xxxx [preauth]
Apache(Webサーバー)のログ
/var/log/httpd
配下
ログファイルの閲覧
cat(すべて表示)/more(ページングして分割表示)/tail(末行を表示)/grep(抽出表示)を使ったログファイルの閲覧
cat /var/log/secure more /var/log/secure tail /var/log/secure tail -f /var/log/secure grep キーワード /var/log/secure
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