新人Linux研修用⓪ WindowsServerとLinuxのざっくり比較

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※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。

Windowsサーバをある程度触っているがLinux未経験の人向けの基本操作の習得を目指す
※各回1H程度の内容

WindowsとLinuxの違いをザックリ理解する

項目 Windows Linux
費用 サーバライセンス、クライアントアクセスライセンスが必要。 CentOSなどをサポートなしで使うなら基本無償。Redhatなど商用は有償となるが、クライアントアクセスライセンスは基本的に不要。ただし、OS上にインストールされた商用ソフトウェアがクライアントライセンスを必要とする場合はベースOSが無償であれ、有償であれ、ライセンスを購入する必要がある。
必要スペック 基本的な要求スペックが高い OS自体は低め。その上で稼働するソフトウェアにより、必要なスペックはあがっていく。
操作方法 GUI、コマンドプロンプト、PowerShell シェルコマンド
リモートアクセス方法 リモートデスクトップ TeratermなどターミナルソフトからのSSH(セキュアシェルログイン)
一般的な管理者の名前 Administrator root
スケジューラ タスクスケジューラ Cron
ユーザー実行権限制御 UAC SELinux
セキュリティアップデート WindowsUpdateにより、マイクロソフトから直接、あるいは構築したWSUSサーバから取得、適用。だいだい適用後は再起動となる。 ディストリビューションが提供するリポジトリからyum/dnfコマンドで取得、適用する。kernelがアップデートされた場合は再起動する。
仮想基盤 Hyper-V KVM
システムドライブ Cドライブ /(ルート)パーティション
ファイル権限変更 NTFS制御 chmodで変更
系統 1つ Redhat系、Debian系など
Webサーバ IIS Apache,Nginx
ユーザID管理 ActiveDirectory
資格 Microsoftが実施する資格試験、サーバでも複数の種類あり LPIC/LINUCレベル1~3

 

 

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