【relayのみ】ムームーメールのsmtpにsmtp_authを使ってrelay送信する
RockyLinuxにて実施
やっぱりサーバの状態とかを受け取っておいた方がよいかと外部へのrelay送信のみ設定。
独立した送受信メールサーバの設定ではないです。
例によって自己責任の内容です。
インストール
$dnf install postfix $dnf install cyrus-*
※多分cyrusのライブラリが必要な感じなので・・・
入れていないと以下のようなエラーが出るかも。
(SASL authentication failed; cannot authenticate to server smtp.muumuu-mail.com[157.7.107.5]: no mechanism available)
warning: SASL authentication failure: No worthy mechs found
cyrus-*入れると、
サービスとしてはsaslauthdが入るっぽいですが、今回の件とは関係ないかも。
main.cf(smtp_auth,tls使用)
main.cfに追記
本当は自分で証明書を用意した方がいいんでしょうね。
relayhost = [smtp.muumuu-mail.com]:587 smtp_sasl_auth_enable = yes smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/relay_password smtp_sasl_security_options = noanonymous
※RockyLinuxの標準postfixでは最初から
smtpd_tls_cert_file smtpd_tls_key_file smtpd_tls_security_level smtp_tls_CApath smtp_tls_CApath smtp_tls_security_level = may
が有効になっている。
CentOS7のデフォルトpostfixなどTLS関連が有効になっていない場合は、
smtp_tls_CAfile = /etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt smtpd_tls_security_level = may smtp_tls_security_level = may smtp_tls_loglevel = 1
を追加
メイメイ言ってますが(笑)
smtp_tls_security_level = may 送信先がTLS対応ならTLS通信 なので今回は受信はせずに送信Onlyなのでここが重要ですかね。 smtpd_tls_security_level = may 送信元のサーバーやメールクライアントがTLS対応ならTLS通信。
一応、両方突っ込んでおこう。
postfix2.3以降は「smtp_use_tls = yes」は使用せずにこちらを使う模様。
relay用パスワードファイル
relay_password
[smtp.muumuu-mail.com]:587 メールアドレス:パスワード
$postmap relay_password
root宛のメールを他のメールアドレスに転送
必要ならば
/etc/aliases
のrootの宛先を変更
root: メールアドレス
$newaliases
postfixを再起動
$systemctrl reload postfix
テスト
$echo test |mail root
で外部アドレスに転送送信されること。
問題あれば
/var/log/maillog
を確認。
失敗してたまったキューは以下のコマンドで一斉削除できます。
キューの全削除
$postsuper -d ALL postsuper: Deleted: 92 messages $mailq Mail queue is empty