JP1/AJS ジョブを保留する
スケジュールされているジョブを臨時に部分的に止めて確認後、動かすようにしたい、という時はジョブを保留します。
実行待ちのジョブを保留する
左ペインでステータス監視を選択
右ペインの中でジョブ実行予定となっているジョブネットを
右クリック
→ジョブネットモニタ
→状態
で開きます。
ジョブを右クリック
→保留属性変更
→保留属性設定
はい をクリック
一見、変化ありませんがジョブを右クリック
→詳細情報
で保留が「あり」になっているので保留されています。
実際にスケジュールでジョブネットが動くと、保留したジョブネットの手前までが実行され、
保留されたジョブは解除されるまで保留されたままとなります。
保留したジョブの色を変える
保留したジョブが他と変わらないと保留部分が分かりづらいので、色を変えます。
上のバーのオプション
→環境設定
全般タブを選択
もともと保留中はデフォルトは黄色設定になっているのですが、
保留予定を「表示する」にしないと反映されないようです。
保留予定を「表示する」にして「OK」を押します。
保留したジョブが黄色になり、分かりやすくなりました。
実行待ちジョブの保留を解除する
保留したジョブを右クリック
→保留属性設定
→保留解除
ジョブの色が水色に戻り保留が解除されました。
直前のジョブが実行済みだった場合は続けてジョブが起動します。
保留したものも含めて続けてジョブを実行させたくない場合
保留したものも含めて以降のジョブを実行中止したい場合もあると思います。その際はジョブユニットに保留でSTOPをかけておき、保留より後のジョブユニットを念のため、一番最後のジョブから順に実行中止にしていって、最後に保留したジョブユニットを実行中止にすることで安全に実行を止めることができます。
実行待ちではなく、初めから保留するような設定にしたい場合
ジョブユニットを右クリック
↓
プロパティ
↓
「属性」タブ
↓
「保留」→「する」
これで実行すると、そのジョブユニットで保留されます。