JP1/AJS ファイル監視で監視条件にマッチしたファイルを調べる

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※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。

ファイル監視の「監視対象ファイル名」には決め打ちのファイル名のほか、「*」も使用できるため、複数ファイルの監視が可能です。

その場合、何にマッチしたのかを調べる方法ですが、

マンスリースケジュールのその時のファイル監視の詳細情報をみると、

YYYY/MM/DD HH:MM:SS KAVT2020-I 監視開始オプション(/path/to/file)が成立しました。

と出ているので、ファイル名を特定することができます。

KAVT2020-Iはファイル監視の成立コードのようです。

The watching start option (ファイル名) is satisfied.
監視開始オプション(ファイル名)が成立しました
監視開始オプションが成立しました。

KAVT2020-I : JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ1 (hitachi.co.jp)

KAVTで始まるコードの出力先は以下のようになっており、

1.3.4 KAVTで始まるメッセージの出力先 : JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ1 (hitachi.co.jp)

KAVT2020-Iは実行結果詳細でしか、つまり、Viewでしか確認できないようです。出力先を変えられないかな。。。

何が成立したかはないものの、起動条件の成立自体は以下のログにあるようです。

/var/opt/hitachi/HNTRLib2/spool/hntr2{1|2|3|4}.log

hntr2Xログのフォーマットはこちら

通番 日時 アプリケーション識別名(jpomanagerなど) プロセスID スレッドID メッセージID メッセージ

JP1/AJS

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