JP1/AJS イベントメッセージに半角かっこ()を使う時の注意
半角かっこ()で囲まれた部分を違う意味で受け渡しする仕様らしいです。
http://itdoc.hitachi.co.jp/manuals/3020/30203K2443/AJSV0287.HTM
上記ページによると、
複数の項目で()を使った場合に「データを切り出して引き継ぐ」という説明があります。素直にべた書きでメッセージの送受信で事足りるのであれば、すべての項目で使わない方が無難かも。
イベントIDは結構な数の範囲で使用できるようなので、管理上IDも重複しないほうがシステムを横断して特定できるのでいいかもしれません。
以下、上記ページより抜粋
[基本情報部指定]
JP1イベントの基本情報部分の条件を指定します。
[イベント発行元ユーザー名]
イベント発行元ユーザー名を20バイト以内の文字列で指定します。イベント発行元ユーザー名は正規表現で指定します。Windowsの正規表現については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストールとセットアップの章を参照してください。UNIXの正規表現については,UNIXのドキュメントを参照してください。デフォルトは空白です。
また,JP1イベント受信監視のプラットフォームがUNIXの場合,またはWindowsで拡張正規表現を使用している場合は,「( )(丸括弧)」で囲むことで,切り出したデータとして引き継げます。
[イベント発行元グループ名]
イベント発行元グループ名を20バイト以内の文字列で指定します。イベント発行元グループ名は正規表現で指定します。Windowsの正規表現については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストールとセットアップの章を参照してください。UNIXの正規表現については,UNIXのドキュメントを参照してください。デフォルトは空白です。
また,JP1イベント受信監視のプラットフォームがUNIXの場合,またはWindowsで拡張正規表現を使用している場合は,「( )(丸括弧)」で囲むことで,切り出したデータとして引き継げます。
[イベント発行元ホスト名]
イベント発行元ホスト名として,イベントを発行するイベントサーバ名を255バイト以内の文字列で指定します。イベントサーバ名については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のイベントサービス環境の設定の章を参照してください。
イベント発行元ホスト名は正規表現で指定します。Windowsの正規表現については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストールとセットアップの章を参照してください。UNIXの正規表現については,UNIXのドキュメントを参照してください。デフォルトは空白です。
また,JP1イベント受信監視のプラットフォームがUNIXの場合,またはWindowsで拡張正規表現を使用している場合は,「( )(丸括弧)」で囲むことで,切り出したデータとして引き継げます。
[イベント発行元IPアドレス]
イベント発行元ホストのIPアドレスを指定します。3バイト以内の文字列で4か所指定します。デフォルトは空白です。
指定形式の例を次に示します。
(例)
「XXX.YYY.xxx.yyy」
XXX,YYY,xxx,およびyyyのそれぞれで指定できる値は,0~255です。
[その他の基本情報部の指定]
JP1イベントにそのほかの基本情報部分の条件がコマンドで指定されている場合に,この項目は表示されます。
[詳細]ボタンをクリックすると,[詳細定義-[JP1イベント受信監視]-[詳細]]ダイアログボックスが表示されます。詳細については,「13.4.15 [詳細定義-[JP1イベント受信監視]-[詳細]]ダイアログボックス」を参照してください。
[メッセージ]
メッセージ情報を1,024バイト以内の文字列で指定します。メッセージ情報は正規表現で指定します。Windowsの正規表現については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストールとセットアップの章を参照してください。UNIXの正規表現については,UNIXのドキュメントを参照してください。
また,JP1イベント受信監視のプラットフォームがUNIXの場合,またはWindowsで拡張正規表現を使用している場合は,メッセージ情報を「( )(丸括弧)」で囲むことで,切り出したデータとして引き継げます。
デフォルトは空白です。
[イベント詳細情報]
イベント詳細情報を1,024バイト以内の文字列で指定します。イベント詳細情報は正規表現で指定します。Windowsの正規表現については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストールとセットアップの章を参照してください。UNIXの正規表現については,UNIXのドキュメントを参照してください。
また,JP1イベント受信監視のプラットフォームがUNIXの場合,またはWindowsで拡張正規表現を使用している場合は,「( )(丸括弧)」で囲むことで,切り出したデータとして引き継げます。
デフォルトは空白です。