カテゴリー

【不正アクセス対策】fail2banのsshdとrecidiveの組み合わせが大変効果的と思う理由

※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。

長期BANを行うrecidiveは該当IPに対して全てのポートをアクセス拒否にする

fail2banでrecidiveを有効にしておくと
デフォルトでは
ssh等で1日に5回BANした場合に、1週間、該当IPからのアクセスを拒否し続けるのですが、
きっかけとなったssh等だけではなく該当IPからのすべてのポートアクセスを拒否するようなので、攻撃に対して大変有効だと思います。実際、sshだけではなくrsyncdとか外のサービスも不正アクセス試行されますので。

実験してみた

試しに実験してみたところ、
sshd,ftp,httpを開けておいたサーバに対して
fail2banのsshdとrecidiveを有効にし、
WindowsからのTeratermでsshアクセスをわざと連続で失敗したところ、
4回まではsshアクセスは不可でも、ftp,httpアクセスはできましたが、
5回失敗してresidiveに登録されたとたん、sshだけではなく、ftpもhttpもアクセスできなくなりました。

手動で制限を解除する

手動解除はダイレクトのssh経由ではできませんが(拒否されてますからね)
拒否されていない、他のサーバ経由や実際の画面を開けるならそちらから
以下でできます。
拒否されていることを確認

fail2ban-client status sshd
[root@localhost ~]# fail2ban-client status sshd
Status for the jail: sshd
|- Filter
|  |- Currently failed: 1
|  |- Total failed:     30
|  `- Journal matches:  _SYSTEMD_UNIT=sshd.service + _COMM=sshd
`- Actions
   |- Currently banned: 1
   |- Total banned:     5
   `- Banned IP list: xxx.xxx.xxx.xxx ←目的のIPが拒否されていることを確認

sshの拒否を解除

fail2ban-client set sshd unbanip xxx.xxx.xxx.xxx

これだけだとftp,httpは拒否されたままなので

[root@localhost ~]# fail2ban-client status recidive
Status for the jail: recidive
|- Filter
|  |- Currently failed: 0
|  |- Total failed:     5
|  `- File list:        /var/log/fail2ban.log
`- Actions
   |- Currently banned: 1
   |- Total banned:     2
   `- Banned IP list: xxx.xxx.xxx.xxx ←目的のIPが拒否されていることを確認

recidiveも解除

fail2ban-client set recidive unbanip xxx.xxx.xxx.xxx

【PR】最近楽天で購入した商品

子供が児童館に置いてあったおもちゃでみて気に入って、欲しいとのことで購入。大人もぼーと見てられて、なかなか良い。【期間限定ポイントUP】日本製 【 オフィス弥生 】 プレイタイマー 1個 【 水車 タ [...]

PC側のUSBポートをあまり疲弊させたくないので、延長ケーブルをよく使うのですが、こちらはちょっとだけ延長してしかも自由に固定できるので重宝しています。ミヨシ(Miyoshi) MCO フレキシブルな [...]

タコのように曲がる三本足で引っかかるところがあればどこでもくっつき、かなり明るい。防犯用に家の周りの暗がりはこれでカバー。ムサシ RITEX どこでもセンサーライト300 ASL-097価格:3,39 [...]

Tips

Posted by admin