HULFTのロックファイル関連

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※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。

あとで整形

[root@localhost etc]#ls -la
合計 304
drwxrwxrwx. 6 root root  4096  2月  2 00:41 .
-rw-rw-rw-. 1 root root  2048  2月 25 15:52 .#hulrcv_file.lock
-rw-rw-rw-. 1 root root     0  2月  2 00:09 .#obslog.lock
-rw-rw-rw-. 1 root root     0 12月  8 16:14 .#rcvlog.lock
-rw-rw-rw-. 1 root root     0 12月  8 16:12 .#sndlog.lock
-rw-rw-rw-. 1 root root  2048  2月 25 15:13 .#tlog.lock

確認した際には

.#hulrcv_file.lock
.#tlog.lock

のみサイズがあり、

.#hulrcv_file.lock

にはファイルのパスが1行あり。
最後に集信されたファイルが記載されている?

.#tlog.lock

にはtraceファイルのパスが1行書かれており、
HULFTのシステム動作環境設定で指定されているtraceファイルのパスが記載されている

以下サイトより抜粋
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFT-V8/XSP-ADM/Content/HULFT_ADM/Caution/method_lock.htm

HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK
 
ローカルファイルのロック方法
 
lockf()関数によるロックをファイルオープン後にかけます。lockf()関数にてロックをかけ、ロックを解放せずにファイルをクローズした場合、このロックは自動的に解放されます。なお、ラージファイル対応OSでは、lockf64()関数を使用しております。
 
集信ファイルにおいては、lockf()関数によるロック方式に加え、実ファイル名に対するHULFT独自のロックを、ファイルオープン前にかけます。このロックは、HULFT Ver.6.3.1から適用されており、HULFTの集信システム内における集信ファイルのロック方式です。このロックの場合、集信ファイルロック制御ファイル(HULPATH/.#hulrcv_file.lock)でロックを制御します。
 
HULFT for NSKでは、lockf()、lockf64()関数の代わりに、fcntl()関数を使用しています。動作仕様はHULFT for UNIX/Linuxと同等です。
 
= 備考 =
集信ファイルにおけるユーザジョブとの排他制御に関しては、lockf()関数を使用したロック方式での連携を行ってください。実ファイル名に対するHULFT独自のロック方式は使用できません。HULFT for NSKではlockf()関数の代わりにfcntl()関数を使用してください。
HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK
 
ローカルファイルの場合
 
実ファイル名に対するHULFT独自のロックを集信ファイルオープン前にかけます。さらに、lockf()関数によるロックを集信ファイルオープン後にかけます。集信ファイルのクローズ(lockf()関数によるロックの解放)は、転送終了後すぐに行います。
 
実ファイル名に対するHULFT独自のロックの解放は、各種処理(履歴出力、正常時ジョブ、異常時ジョブ、またはCSV連携)終了後に行います。
 
すでに、HULFTやHULFT以外のプロセスにて集信ファイルにロックがかかっている場合は、集信オープンモードの設定により、そのロックが解放されるまで待つか、集信処理がエラー終了します。HULFT for NSKでは、lockf()関数、lockf64()関数の代わりに、fcntl()関数を使用しています。動作仕様はHULFT for UNIX/Linuxと同等です。
 
ネットワークファイルの場合
 
HULFTのネットワークファイルロックを集信ファイルオープン前にかけます。さらに、lockf()関数によるロックを集信ファイルオープン後にかけます。集信ファイルのクローズ(lockf()関数によるロックの解放)は、転送終了後すぐに行います。HULFTのネットワークファイルロックの解放は、各種処理(履歴出力、正常時ジョブ、異常時ジョブ、またはCSV連携)終了後に行います。すでに、HULFTやHULFT以外のプロセスにて集信ファイルにロックがかかっている場合は、集信オープンモードの設定により、そのロックが解放されるまで待つか、集信処理がエラー終了します。
 
注意
ネットワークファイルは、HULFT8のEnterpriseグレードを導入している場合に使用できます。HULFT for NSKでは使用できません

あと、こんな情報も

382 Receive lockfile lock error
    内容) 集信ファイルのロックエラーです。
    対処) HULFTの集信システム(Ver.6.3.1以降)により、集信ファイルがロックされています。しばらく時間をおいてから再実行するか、別の集信ファイルに集信するなどしてください。システム動作環境設定の「集信オープンモード(rcvfilewait)」の値も確認してください。また、集信ファイル制御用ファイル($HULPATH/.#hulrcv_file.lock)に異常が発生している可能性もあります。この場合、OSまたは、HULFTが不安定になっていることが考えられるため、ロックファイルの削除を行い、HULFTの再起動を行ってください。

 

HULFT

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