HULFTのジョブに標準出力を使用するスクリプトをセットした時の挙動
HULFTのジョブの設定するシェルの中で標準出力や標準エラー出力を入れていると起動ジョブが異常終了扱いになることがあるらしい。ちなみにLinuxのHULFTで以下のような文をあえていれたシェルスクリプトを正常時ジョブにセットしたが、ジョブは正常終了となった。
echo "touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt" echo "touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt" 1>&2
以下のようなシェルを4つ用意して集信後ジョブにセットしてみる。
全てHULFT上では正常終了となった。
test1.sh(ファイル作成のみ echoなし) #!/bin/bash touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt
test2.sh(ファイル作成のみ echoあり標準出力) #!/bin/bash touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt echo "touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt"
test3.sh(ファイル作成のみ echoあり標準エラー出力) #!/bin/bash touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt echo "touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt" 1>&2
test4.sh(ファイル作成のみ echoなし test1.shと同じシェル) #!/bin/bash touch /tmp/`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.txt
echoを入れても正常終了となる。
集信詳細情報照会 Ctr+s:次画面 ESC :一覧画面 ファイルID: LOCALTEST 集信ジョブ実行情報 ジョブ実行日: 2021/01/10 ジョブ名 開始時刻 終了時刻 ステータス ========================= ======== ======== ========== /hogee/work/hulft/test1.sh 23:42:18 23:42:18 0 /hogee/work/hulft/test2.sh 23:42:18 23:42:18 0 /hogee/work/hulft/test3.sh 23:42:18 23:42:18 0 /hogee/work/hulft/test4.sh 23:42:18 23:42:18 0
とか思うと設定変えていないのになんかの拍子に何度やっても標準出力部で異常になるようになったり。何故か分からないが取り合えずechoとか標準出力するものはやめよう。
集信詳細情報照会 Ctr+s:次画面 ESC :一覧画面 ファイルID: LOCALTEST 集信ジョブ実行情報 ジョブ実行日: 2021/01/10 ジョブ名 開始時刻 終了時刻 ステータス ========================= ======== ======== ========== /hogee/work/hulft/test1.sh 07:20:24 07:20:24 0 /hogee/work/hulft/test2.sh 07:20:24 07:20:24 1
traceのログ
ID=E1006001 DATE=2021/01/10 07:12:26 CLASS=E HULCHARACTER= PNAME=hulrcvd PID=12496 DTLCODE=0 MYHOST=localhost.localdomain UID=0 MSG=Recv end. FILEID=LOCALTEST HOSTNAME=localhost FILENAME=/hogee/work/hulft/hogee.txt STS=514 STSMSG=receive after job abend DSTS=0 DSTSMSG=No info.
配信状況のエラーコード
localhos 2021/01/20 07:20:24 07:20:24 0250-0514 0 LAN
集信状況のエラーコード
localhos 2021/01/20 07:20:24 07:20:24 0514-0000 0 LAN