Copper PDFサーバをCentOS7にインストールする
CopperのRPMをダウンロード
以下のサイトからCopperのRPMをダウンロードする
https://copper-pdf.com/
→無料ダウンロード
→RedHatLinux用RPMパッケージ 最近の環境なら64ビット
Javaのダウンロード
JavaのRPMのダウンロードする
https://www.oracle.com/java/technologies/downloads/archive/
最近の新しいJavaだと動かなかった。
サポートが続いているJava SE 8あたり~をダウンロードする
Javaのインストール
ダウンロードしたCopperとJavaSDKをサーバへアップロード
rpm -ivh jdk-XXXXX-linux-x64.rpm
Javaのインストール確認 バージョンが表示されること
java -version
Copperのインストール
rpm -ivh --nodeps copper-pdf-3.X.XX-X.noarch.rpm
動作確認
copper -uri http://localhost -out sample.pdf
PDFファイルsample.pdfがサイズありで作成されていること
WordPressの「PriPre」プラグインからPDF変換サーバとして利用したいときなど外部から利用できるCopperPDFのサーバを作成したい時はCopperdサーバを起動して利用する
アクセス許可リストを編集
copperを立ち上げてログを見るとこんな感じでアタック?があったりするので、アクセス制限をかけます。
Jul 30, 2024 6:41:57 PM jp.cssj.server.socket.CTIServer$WorkerThread run INFO: XXX.XXX.XXX.XXXからのアクセスを拒否しました
/etc/copper-pdf/access.txt
を編集
最初
allow 127.0.0.1 allow ::1 deny *
となっており自分からしかアクセスできないようになっているので、以下のように許可するIPを追加
allow 127.0.0.1 allow ::1 allow xxx.xxx.xxx.xxx deny *
firewalldが稼働している場合は使用ポートを恒久開放
firewall-cmd --zone=public --add-port=8099/tcp --permanent
設定の再読み込み
firewall-cmd --reload
copperdの起動
systemctl start copperd systemctl status copperd
Activeで稼働していることを確認
OS再起動でCopperdが自動起動するようになっているか確認
systemctl is-enabled copperd
enabled
となっていればOK。
WordPressの「PriPre」プラグインをインストールして構築したサーバを指定する
→Copper PDF 接続 を「他のサーバ」を選択
→Copper PDF アドレス を「ctip://今回インストールしたサーバのアドレス」
→「更新」を押してエラーなくCopperサーバの情報が取れていれば設定OK。フリーのものとサーバ情報が変わると思うので、変わったことはすぐに分かるはず。
※補足 PDFにしたいページはなるべくテキストのみにしておく
色々入っていると変換に時間がかかり、サーバの負荷も高くなるようです。
※補足 エラーなどが出た場合
/var/log/copper-pdf
配下のログを確認する。
ただ、こちらのログはデフォルトではローテされないようで、日ごとのファイルが消えずに溜まっていきます。関係あるか分かりませんが、
systemctrl status copperd
とやると、起動はしているのですが
Warning: Journal has been rotated since unit was started. Log output is incomplete or unavailable.
みたいな警告が出ておりました。ログを退避したり、copperdをリスタートすると出なくなりましたが、、、
ただ、journal自体も2Gと肥大化していたので、そちらの問題かもしれません。journalもコマンドでバッサリ削除しました。
ログローテをする方法があるかどうかは別途調べようと思います。