雷門 獅篭(立川志加吾 改め)を応援します。

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以前、週刊モーニングという雑誌に「風とマンダラ」という4コマ漫画が連載されていました。それは立川談志のお弟子さんである前座の立川志加吾さんが描かれていた漫画でした。落語なんておじいさん、おばあさんの聞くものと思っていた私は、その漫画に人間味、温かみを感じ、始めて落語と言うものに興味を持ち、立川志加吾さんとその兄弟子、立川キウイさんの会に行ってみたのです。場所は名古屋の楽というお店でした。その時に志加吾さんがやった演目で「八五郎出世」というものがありました。実にメリハリのきいた語り口で最後のほうではほろりとしてしまい、大変感動しました。それは結構衝撃的なことで、簡単な道具しか使っておらず、たった一人で全ての役を演じる落語というものがこれほど人の心を動かすということに驚きました。それからはたまにですが、立川一門の会にいくようになり、他にも素晴らしい落語家さんと出会えました。しかし志加吾さんはその後、立川流を破門になり復帰試験にも落ちてしまい、現在、名古屋唯一の落語家 雷門小福門下で雷門 獅篭として名古屋で頑張っておられます。立川流を破門されたことは本人にとってはそれは残念なことだと思いますが、私たちにとっては、またのびのびと芸がやれる獅篭(しかご)さんがみれるということはうれしいことです。これからもおおいに頑張ってほしいと思います。雷門 獅篭(立川志加吾 改め)を応援します。


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