JP1/AJS 計画実行登録済みスケジュールの実行時間を次回のみ変更する
毎日22:30 と 22:45
に実行登録されたジョブネットがあるとします。
次回予定後倒しの場合
現在時刻が22:30より前の時間に次回の実行を22:35に変えるには
左ペインで「ステータス監視」を選択した状態で
変更したいジョブネットを選択して右クリック
→マンスリースケジュールの「下のペイン」に表示されている予定を選択し、
※上の日付の□を選んでも変更できません。
→右クリック
→計画一時変更
→日時変更
「日時指定」で時間を22:35に変更して「OK」を押下します。
今回は前倒しではなく、配下のジョブネットも考慮しないので変更は「日時指定」のみです。
※前倒しではないので「前倒し変更時の扱い」の選択は無視される。
予定が22:35に変更されました。
22:35に無事に実行され、次の22:45は変更されないままスケジュールされています。
22:45も実行されました。
その次の実行時間は今回一時的に変更した時間ではなく、元の22:30になっています。
次回予定前倒しの場合(次回予定追加)
後倒しと同様に変更ウィンドゥを開き、日時変更を行います。
今回は「前倒し変更時の扱い」を「次回予定追加」にしてみます。
次回予定が追加されました。
追加したジョブの実行後も、次回の予定は変わっておらず、今回の前倒しがスケジュールに追加されたものであることが分かります。
次回予定前倒しの場合(次回予定移動)
日時変更で「次回予定移動」にするとどうでしょうか。
予定は同様に追加されましたが、変更前の予定は消えており、移動したことが分かります。
追加した予定の実行後に消えていた日に予定が表示されましたが、これはその日に予定されていた次の回の予定(22:45)であり、前倒しした予定はやはり移動していることが分かります。
以上です。