GroupSession2.3.1リリース!Webのニュースでも出ていました。
Javaで動く、無償グループウェアGroupSession2.3.1がリリースされました。エキスパートな人には物足りないところもあるのかもしれませんが、その代わりみんなに分かりやすいシンプルなインターフェイスが非常に気に入っていて一年ぐらい使っています。稼働中は不具合らしい不具合が起きた覚えが無く本当に安定してます。今回、将来有償になる機能とのことですが、新着記事やスケジュールの時刻が近づくと、ポップアップで表示してくれるWindows用チェッカー「CrossRide」機能が追加され、シンプルさを保ちつつ、さらにパワーアップしました。こうやって人気が出てみんなに知られていってしまうんだなぁとなんか秘密にしておきたい、お気に入りの居酒屋が知られていくのが寂しいような変な気持ち!?にもなっています。
Java(Tomcatのアプリ)で動くのがいいところは、パフォーマンスもありますが、やはり他のPHP系グループウェアにありがちな、PHP、Apache、MySQLなどのバージョンを気にしなくてもよい、というところです。RedhatやCentOSではOSのアップデートに伴い、これらのバージョンもアップしていくので、OSのアップデートに気を使わなくはなりません。下手すればグループウェアの安定稼働を優先するためにそのサーバはグループウェアだけの用途というもったいない使い方になる可能性もあるでしょう。Javaで稼働していると、Javaのバージョンアップを手動で行うときに気をつければよく、だめでも前の状態に戻しやすいです。バックアップもデータ部分が完全に切り離されているので、2,3のディレクトリだけ保持しておけば(そのディレクトリを単純コピーしておけば)、完全に復旧させることができます。GroupSessionを長くサポートしてほしいため、ということもありますが、素晴らしいソフトを作っている日本トータルシステムさんの業績が良好であるように願います。