入院

※IT系の記事は当方環境での実施内容となるため実施する場合は自己責任でお願いいたします。

−この体験が私の中で風化してしまわないようにという願いをこめて−

初めて入院してしまった。
熱が39度出たのが水曜日で
その日は、仕事を休んで大人しくしていたら
夕方には37度を切るかどうかぐらいになってきたので
雨の中NOVAに行ってしまった(これがいけなかったのか)。
次の日の朝は38度台で意識ははっきりしていたので
仕事に行き、NOVAにも行く。ちょっと喉が痛くなる。
ハイパフォーマンスなお姉ちゃんにつられ、
僕もよせばいいのに熱が上がるような行動にでる。
自分でも熱の上昇で顔が赤くなるのが分かった。
金曜日の朝、熱測ると39度。でも意外に元気。
しかし、いつまでも高熱というのも気持ち悪く、
病院に行く。血液検査の結果・・・
「入院をお勧めします」「へっ?」
「入院をお勧めします」「入院した方がいいんですか?」
「はい」「じゃ、しょうがないですね」
とあっさり入院決定。そのまま入院してしまう。
急性扁桃炎とのこと。
電話をして同居している弟に着替えなどを持ってきてくれるように頼む。
病棟につくと昼食。スコッチエッグっていうんだっけ。
ハンバーグの中に卵があるやつ。悪くない味。
ここの病院食の味は思っていたほどどれも悪くなかった。
ご飯は熱が出てから今まで普通に食べれていたので特に
食べられないことは無く、全て完食。
それから朝夕抗生物質の点滴をうけることになったのだが、
まず、点滴の度に毎回針を刺す点滴針を刺したところ、これが痛い痛い。
ずっずっと長い針が押し込まれてくる。
私が余りに痛がるので、いくらかのチューブと一緒になった針を刺したまま
残しておいて、点滴をするときにはそれにジョイントして
点滴をする方法をとる。そうすれば点滴のために針を刺すのは最初の一回で
済むわけだ。しかし、これもなかなか入らず大変な苦労をする。
私が注射嫌いで極度に緊張をするためか血管が収縮し刺さらないというのだ。
何回かの失敗の後、「もう、どうにでもなれ」と思ったとき、
「入りました」という先生の声が。やはり、自分の血管だけあって
一心同体だ。
この方法は確かに楽だが寝る時もずっと血管に針が刺さっており、生理的な
気持ち悪さと言ったらない。しかも時間がたつと血液がわずかに逆流し、
チューブの中の液が赤くなっていく。最悪の心持である。
点滴をしているときも何回か血液が逆流した。
点滴をしている時に移動する場合は点滴台と一緒に移動しなければ
ならないが、点滴袋に腕の高さを近づけると血液が逆流する
らしいのだ。高さの差を利用して滴下しているためだ。トイレに行ったときにふと、手のチューブをみると赤くなっていて、次に点滴袋を見ると・・・点滴が止まっている。手を低く保つと、また点滴が始まる。
結構、「ぎえぇー」な感じであるが、このくらい嫌な思いをしなければ
日頃の不摂生が直らず、また同じことを繰り返してしまう。
これも薬なのだ。本日、月曜日の朝までそれを続け、かなり精神的にマイって
しまったが熱も下がり、喉も痛みも消えて本日めでたく退院とあいなった。
本当に貴重な経験であった。


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一般入院

Posted by suama